バッテリー性能とデバイスの発展は比例する
スマートフォンは外出先でも手軽に使用できるわけですが、使用している中で問題となる点としてバッテリー問題があります。
いつまでも利用し続けることができればよいのですが、一日中使用し続けるとバッテリー残量がなくなることが多々あります。
デバイス自体は年々進化しているのですが、デバイス自体も新しいテクノロジーを取り入れたりするとバッテリー消費量が増加する傾向があります。
また、バッテリーの容量をアップさせるためには、今の技術では重量とスペースの問題もあるので、一概に大容量化するわけにもいきません。
バッテリー性能とデバイスの発展は比例していく中で、各スマートフォンメーカーではいかに一日バッテリーが持つかをテーマに改善が図られています。
新型iPhoneであるiPhone11シリーズでも、明確に「一日充電が不要なスマートフォン」をセールスポイントに上げています。
ハードウェアとソフトウェアが連係して、バッテリーを最大限に活用することで長持ちさせることに成功しています。
各モデルにおいて、従来機種よりも長持ちさせることができ、特にiPhone 11 Pro MaxではiPhone XS Maxより最大5時間長い電池持ちが実現しています。
ただ、それでも設定次第では一日持たないこともあるのですが、どのようにすればバッテリーを節約できるのでしょうか?
siriを使用しない場合はオフにする
iPhoneの中でも屈指の便利機能となっているのがsiriです。
呼びかけるだけで様々な情報が検索できたり、操作を行ってくれるのが魅力的です。
ただ、意外とsiriを使用していないという方も多いのではないでしょうか?
siriは、常にスタンバイしている状態となっているので、待機するためにバッテリー消費が大きいのです。
そこで、siriを使用されていない方はオフにすることでバッテリー消費量を減らすことが可能です。
iPhoneのロック時のみ無効にする場合は、設定→siriと検索を押して、ロック中にsiriを許可をオフにするだけで設定が完了します。
siri自体をオフにするためには、同じ画面でサイドボタンを押してSiriを使用をオフにすることで完了します。
ディスプレイの明るさを調整する
ディスプレイの明るさを設定することで、バッテリー消費量が大きく変化します。
基本的に、暗い設定をするだけで消費量を減らすことが可能となります。
画面の下から上にスワイプしてメニューを表示し、明るさ調整バーを調整することで明るさを調整できます。
また、iPhoneでは明るさの自動調整機能があります。
これは、使用している環境下に応じて最適な明るさに自動設定してくれる機能を指します。
便利な半面、過剰に明るく設定してバッテリー消費の要因となる可能性もあります。
逆に、過剰な明るさを抑制してくれる場合もあるので、一概に無駄な機能とは言えません。
基本的に、明るいシーンでiPhoneを使用することが多い方は自動調整をオンにした方が有利ですし、逆に暗いシーンで使用することが多い方はオフにすることをおすすめします。
設定>画面表示と明るさを押して、True toneをオフにすると自動設定機能をオフにできます。
触覚操作をオフにする
物理キーボードがないスマートフォンの場合、押したかどうかを確認するために触覚操作という機能があります。
ボタンを押すとバイブレーションが発生することになりますが、振動させるためには当然バッテリーが消費することになります。
そこで、触覚操作をオフにすることでもバッテリー消費を抑制可能です。
設定→サウンドと触覚を押して、システムの触覚をオフにすることでオフにすることが可能です。
まとめ
今回は、iPhoneのバッテリー消費量を抑制するための設定を紹介しました。
他にも多くの項目を見直すことでより長持ちさせることができます。
あくまでもスマートフォンの利便性を失うことなく、無駄な機能はオフするだけで更に長持ちさせることができるので、自分の利用状況などを鑑みて設定してみることをおすすめします。