マスクをするのが当たり前の時代に!
元々、日本人は清潔にすることを重視していて、また冬場の風邪やインフルエンザが流行する時期にはうがい手洗いと同時に、マスクをする習慣があります。
今回の新型コロナウイルスの影響で、よりマスクを着用する方が増えている事実があります。
また、普段マスクをあまり付ける習慣がなかった欧米人も、今回の一件でマスクをするようになり、世界的にマスク不足となっています。
マスクをしていると、息苦しかったりメガネが曇るなどの問題点が生じます。
同時に、顔認証スマートフォンを持っている方は、顔認証できないのも不満に感じるものです。
Face IDの不満点は?
iPhoneでは、2017年モデルからFace IDと呼ばれる顔認証システムを導入しています。
従来は物理ボタンで指紋認証によって認証していたものを、顔認証によって画面を見るだけでロック解除できるようになりました。
導入当初は、認識スピードがものすごく速い、認証時に顔が表示されたりしないなどの肯定的な意見が多く見られました。
ただ、不満が多い機能であることも事実です。
暗いところでの認識精度が落ちたり、顔を覆われている状態での認証ができないという点もあります。
後者の代表例がマスクで、基本Face IDではマスクをしていると認証できません。
サングラスなら問題なく認証できるのに、このご時世マスクを外して認証しなければならないのはとても不便です。
次期アップデートで利用可能になる可能性がある!
5月末あたりにアップデートされる予定のiOS 13.5に、どうやらマスクをしていても顔認証できるように改良される可能性があります。
これは、iOS 13.5の最新のデベロッパーバージョンには、マスクを取らなくてもiPhoneを簡単にアンロックできる機能があるためです。
Face IDがマスクを認識した場合、ホーム画面を上にスワイプするだけでFace IDをスキップし、パスコード入力する画面に切り替わるというものです。
正確には、顔認証をパスしてすぐにパスコードに移行することができるという機能になります。
それでも、何度も顔認証してからパスコードに移行していたことを考えると、格段な進歩と言えます。
また、より進化してマスクをしていても正確に顔認証するシステムの導入も検討されていると噂されています。
実は現行でもマスクありで認証可能!?
実は、現行の状態でもマスクをしたままロック解除することができます。
手順を紹介すると、まずはFace IDをリセットし、Face IDの設定画面を起動して半分に折ったマスクを顔半分につけて読み込ませます。
障害物の表記が出たら、マスクを顔の中心からゆっくりと離しましょう
ゆっくりと頭を円を描くように動かしたら、1回目のスキャンが完了します。
その後、同じ手順で2回目のスキャンも行います。
これで認証できない場合は、逆側の顔を半分のマスクで覆ってもう1つの容姿を登録しましょう。
これによって、完璧ではないもののマスクをしていても顔認証する可能性があります。
まとめ
マスクは、主に自分自身が菌などを飛散させないために重要なアイテムです。
マナーとして着用すべきものですが、iPhoneで早急にマスク問題に着手して、改善して欲しいですね。