ApplePayとは?
ApplePayとは、2016年にスタートした、 今ではすっかり市民権を得ているiPhoneを介した電子決済システムです。
スマホにクレジットカードを登録して、iPhoneを経由して決済します
ApplePayはいわゆる「おサイフケータイ」と呼ばれるサービスの一種です。
長い間おサイフケータイが使えなかったiPhoneユーザーにとって、 日本でのApplePayの開始はまさに朗報でした。
しかし、日本におけるApplePayはグローバルとは異なる仕様があり、特にクレジットカードとの関係が若干分かりにくい現状があります。
この記事では、そんなApplePayとクレジットカードの日本独自の仕様を解説していきます。
ApplePayに登録できるクレジットカードの種類
ApplePayはクレジットカードを用いた電子決済サービスです(suicaを除く)
したがって、ApplePayの利用にはクレジットカードの登録が必要であり、Apple社の発表によれば、現在日本のクレジットカードの9割程度がApplePayに登録可能とされています。
つまり、一般的に知られているほとんどのクレジットカードはApplePayに対応しており、対応してないカードは全体の1割程度です。
ゆえに、ApplePayを使いたいけど、手持ちのクレジットカードが全て対応してないという状況は考えにくいと言えます。
ApplePayに登録したクレジットカードは「iD」か「QUICPay」として使える
ApplePayに登録されたクレジットカードは、クレジットカード自体で決済するわけではなく、各々のカードに割り当てられた「iD」または「QUICPay」の電子マネー決済を使用します。
ApplePayが日本では「おサイフケータイの一種」と言われているのはこのためであり「ApplePay」を使うことは「電子マネーのiDまたはQUICPay」を使うという意味になります。
したがって、実際に店頭でApplePayを用いて決済する際は、店員に「iD」または「QUICPay」での決済と伝える必要があります。
なお、これは実店舗での決済の場合であり、オンライン上ではクレジットカードとして決済できる場合もあります(例:APPストアの有料アプリ)
登録したクレジットカードが「iD」なのか「QUICPay」かを見分ける方法
ユーザーがApplePayに登録したクレジットカードが「iD」として認識されているのか「QUICPay」として認識されているのか?これを確認する方法をお伝えします。
まず、iPhoneの「Wallet」のアプリを開くと、ApplePayに登録したクレジットカードの一覧が出てきます。
その中で、電子マネーの種類を確認したいクレジットカードを選択すると、カードの右側、または左側に「iD」もしくは「QUICPay」のロゴマークが表示されています。
このロゴマークが、そのクレジットカードに割り当てられた電子マネーです。
ApplePayが使用できる店舗
ApplePayが使用できる店舗は、主要なコンビニや大手スーパー、書店や家電量販店、飲食店など多岐にわたり、ApplePayのロゴマークや「iD」または「QUICPay」の表示がある店舗にて使用することが可能です。
現時点でもかなりの店舗がApplePayを導入しているので、ApplePayが使える店舗を探し回る必要はほとんどありません。
また、対応店舗数は日々続々と増えています。
ApplePayとクレジットカードの関係について まとめ
店舗でのApplePayの利用は、 iDかQUICPayのいずれかの電子マネーを用いて決済します。
これは「おサイフケータイ」が浸透している日本独自の仕様であり、グローバルとは異なる仕様であることを頭に入れておきましょう。
クレジットカードを使って決済する、とても便利なApplePayのお話でした。
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